筏コンテスト 担当記

  「高橋君 いかだコンテストたのむよ」普段は眠そうな細い目をしたぼくが、この葉を聞いたときは目が丸く見開いた。 「下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会」略して「湖浄連」の設立20周年記念のイベントで「いかだコンテスト」を行うことになり、その責任者としてぼくに白羽の矢が立ったのである。
 この「湖浄連」に関係して2年、そして今年JCの一介の担当になったばかりの僕にこんな大役が来るなんて思ってもいなかったのです。頼まれた以上は……と、資料をひっくり返し、やっと7年前の「イカダレース」の記録を青年会議所の棚から見つけだしました。その後、当時の役員、参加者に様子や準備品等を訪ねてまわり、何とか準備を終え当日を迎えました。もっとも、第1回と言うこともあり、参加チーム数を横目でにらんでのことでしたので、実行委員会と当日参加チームを兼ねることになり、一人で背負い込んでしまい疲れ果てたときもありましたが、強力なスタッフの援護もあり、何とか準備を進めました。この時ほど仲間っていいなと思ったことはありませんでした。
 日頃の行いがよかったのか、当日は風もない晴天でした。出場チームは全部で9チーム(スタッフとのダブルエントリーを含め)になり、順調にコンテストが進行しました。
 受付順に湖上に出っ張ったロープを伝わって審査員席まで行き、そこで各チーム環境についてPRするのだが、桟橋でいかだに乗るときにバランスを崩して落ちてしまうというハプニングもあったけれど後のチームは無事に戻ってきました。観客もたくさん見に来てくれ、かなりの盛り上がりを見せました。「下諏訪JC」の皆さんや「湖浄連」の皆さんの協力のおかげでいかだコンテストも大成功の内に終わりました。出場チームの皆さんもお疲れさまでした。
 本当に皆さんありがとうございました。
実行委員会 高橋 昭次

《事務局から》
 まだ、検討段階ですが、来年もコンテストを企画できればとの動きがあります。決まり次第御案内いたしますので、コタツの中ででもリサイクル素材利用の「筏」を想像の上で設計してして楽しんでいてください。
 湖浄連は、今年設立20周年。8月のクリーン祭は、来年第20回になります。乞う御期待!!……願います。



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