合言葉は「諏訪湖にトンボを」「よみがえれ諏訪湖」

 1980年8月9日、下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会(略称・湖浄連)が発足し、来年には記念すべき20周年を迎える事となりました。
 設立以来、「諏訪湖にトンボを」「よみがえれ諏訪湖」を合言葉に、毎月1回以上の湖岸清掃をはじめ、各種講演会、研修会の開催。8月のクリーンフェスティバルの開催 。また、近年は景観問題への取り組みや啓蒙活動のためのビデオ制作等を、協議会を構成する59の団体、多くの個人会員と町民により行っています。
 その間、環境庁表彰、県知事表彰をはじめ、数々の受賞の栄誉に与かりました。大変ありがたいことと感じております。
 しかしながら、昔と比較して確かに水質、ゴミの量は改善はされているものの、「泳げる諏訪湖」にはまだ程遠いのが現実です。
 湖岸清掃の中で、ゴミを拾う運動から、ゴミを捨てない運動、意識へと着実に変換しています。今後も更に当協議会の主旨が町民全員に浸透するよう、積極的かつ地道に活動を行わなければなりません。
 今、地球規模で環境問題がクローズアップされています。本年当協議会は、諏訪湖浄化を起点として、地球を取り巻くあらゆる環境問題に関しての情報発信基地としての役 割を担おうと具体的な活動を開始しています。
 我々の世代で急激に汚してしまった地球。しかし、みんなの知恵と一人一人の僅かな労力でまだ取り返しはつく筈です。
 我々は合言葉を今一度胸に刻み、浄化運動に邁進していきたいと思います。
「湖浄連」会長 小口 正志

平成10年7月5日(日)に行われた湖岸・河川一斉清掃



コーナーTOPへ | HOME