今度は湖浄連全体の駆除ということで、総合研究部会員を講師に駆除を進めることにした。今回はLCVも取材に来ており、「これで採れないとカッコ悪いな」、「採れなかったら何て言えばいいんだろう」と誰もが思ったであろう。しかしながらと言うべきか、案の定と言うべきか、その思いに現実はついてきてくれなかった。3箇所合わせて20匹弱という何ともさみしい結果に終わってしまった。
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カメラを向けられ、緊張の面もちで網をいれています。 |
しかしながら、ここで取れたブラックバスはサイズこそ2p強と小さいものの、すっかりブラックバスの格好をしており、成長の早さにただただあきれるばかりであった。この勢いで成長し、繁殖していったのでは、諏訪湖の魚はみな食べられてしまうという危機感を感じずにはいられない。このシーズンを過ぎるとブラックバスは沖に出てしまい、タモ網でとることは出来ない。今年の駆除はここまでになるが、来年以降も継続的に駆除していかなくてはならないだろう。

あの釣果でこれだけしゃべれるのは立派 |
今回の駆除数は少なかったが、LCVの取材を受けたことで湖浄連の想いを伝えることが出来たのは大きな成果であったと言える。会う人毎に「お前、ブラックバス採ってただろ」と言われたところを見ると、相当の人が放送を見たのだろう。これを見て現状を知ってもらうだけでも我々の活動に意味があったと言って良いのではないだろうか。
次はブルーギルの稚魚の駆除に乗り出すことになるだろう。

さすがの貫禄
余裕でインタビューに応える副会長 |

このシーン、結局カットされました(涙) |
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